
ラクトフェリンを多く含む食品と1日の推奨摂取量
ラクトフェリンは体の外側から摂取しなければならない健康成分です。
そこで、ラクトフェリンを多く含む食品や、どのくらい摂取する必要があるのかを調べてみました。
ラクトフェリンを多く含む食品
私たちの身近な食品の中ではチーズにラクトフェリンが多く含まれています。
ただし、熱殺菌がされていないチーズであることが条件。
例えば、自然発酵で製造されるゴーダチーズやチェダーチーズといったナチュラルチーズであればラクトフェリンの含有量は多いと言えます。
しかし、多いと言っても100gあたりに300mgというわずかな量。
現実問題、健康効果につながる含有量として考えるには十分とは言えないのです。
1日の推奨摂取量
ラクトフェリンの1日当たりの推奨摂取量は150mg〜300mgと言われています。
ですから、含有量の多いチーズから摂取しようとすると、約50~100g食べる必要があります。
これってけっこうな量ですし、いくら健康に良いと言ってもカロリーオーバーが気になりますよね。
最近ではラクトフェリンを取り出して様々な食品に付加できる製造方法が研究され、スキムミルク、ヨーグルト、粉ミルク、牛乳、サプリメントなどにもラクトフェリンを配合できるようになりました。
つまり、チーズ100gを食べるよりもこのような食品からの方が効率的にラクトフェリンを摂取できるのです。
中でも特にサプリメントはラクトフェリンを摂取するのに理想的。
たったの2粒食べるだけで600mgも摂取できるような製品もあり、1日の摂取量を軽くクリアできます。
そのまま噛んで食べることができるものもありますし、低カロリーですので、毎日摂取するのにも負担がないところが魅力です。