
乳酸菌の種類と効果・効能一覧!特徴と違いをまとめてみた
この記事では乳酸菌の種類と効果を
一覧形式でまとめています。
「乳酸菌」と言っても種類は豊富で、
代表的なものでも30種類以上あります。
種類によって期待できる効果も異なり、
人によってその乳酸菌との相性が
合う・合わないもあります。
相性が合う・相性が良い乳酸菌は
どうやって見つければいいのか?
その答えはこちらから確認ください^^
>>乳酸菌には相性が!自分に合う・良いものを見つけるコツは?
それではここからは、
乳酸菌の種類と効果・効能一覧を
見ていこうと思います。
乳酸菌の種類について
動物性と植物性
乳酸菌は「動物性乳酸菌」と
「植物性乳酸菌」に大別されます。
それぞれの違いを表にまとめると、
次のようになります。
特徴 | 動物性乳酸菌 | 植物性乳酸菌 |
生息場所 | 乳製品(主に牛乳) | 植物全て |
糖との関係 | 乳頭のみ | 多糖類多様 |
糖濃度の影響 | 一定 | 濃淡関係なく生息可能 |
栄養状態の影響 | 栄養豊富でバランスが良くないと生息不可 | 栄養が少なくバランスが悪くても生息可能 |
他の微生物との共存 | 基本は単独 | 可能 |
食塩の影響 | 生息できない | 高濃度でも生息可能 |
一見すると植物性の方が優秀で、
動物性は摂っても意味ないのでは?と
思ってしまいそうですが…
そんなことはありません。
ヨーグルトなどの乳製品には
豊富に動物性乳酸菌が含まれています。
動物性乳酸菌は生存性が低いですが、
腸内まで届いて生存してくれれば、
しっかりとした働きをしてくれます。
主な動物性乳酸菌の種類は、
ブルガリア菌/LG21/BB536
などが挙げられます。
植物性乳酸菌は主に発酵食品、
キムチや納豆などに含まれています。
乳酸菌といえばヨーグルト!
というイメージがありますが…
ヨーグルトだけに固執せずに、
その他の発酵食品も積極的に
食べるようにするとGoodです。
乳酸菌の種類と効果・効能
- 1073R-1乳酸菌
ブルガリア菌の一種で、
インフルエンザに有効な働き。
- KW乳酸菌
花粉症などのアレルギー症状を
緩和してくれる働きがある。
- L-55乳酸菌
比較的新しく発見された乳酸菌で、
胃酸で殺されずに腸まで届く。
- LB81乳酸菌
プレーンヨーグルトに含まれており、
美肌効果が期待できる。
- LGG乳酸菌
アトピー性皮膚炎や花粉症などの
アレルギー症状に有効。
- N-1乳酸菌
プロバイオティクスの乳酸菌で、
腸内環境正常化の働きあり。
- NS乳酸菌
体の抵抗力を高める働きがあり、
ガンの抑制効果があると言われている。
- L29乳酸菌
花粉症や慢性的な鼻炎などの
アレルギー症状に有効。
- L-92乳酸菌
Th1細胞を活性化させる働きがあり、
アレルギー症状を抑制してくれる。
- LG-21乳酸菌
胃がんを引き起こすピロリ菌を
抑制する働きがある。
- EF乳酸菌
生活習慣病予防や花粉症予防の働きあり。
- ETF-2001
抗炎症作用や治癒力を高める働きあり。
- 乳酸菌BB536
世界で初めてヨーグルトになった
ビフィズス菌と言われている。
整腸作用/アレルギー症状緩和/
便秘解消などの働きがある。
- 乳酸菌LS1
口の中の環境を整えてくれるので、
口腔ケアに効果的。
- 乳酸菌EC-12
他の乳酸菌よりもサイズが小さく、
一度に大量の菌を届けることができる。
- 乳酸菌シロタ株
「L.カゼイ・シロタ株」「ヤクルト菌」
という通称。
悪玉菌の働きを抑制し、
便秘解消/肌荒れ改善などに有効。
- プロテクト乳酸菌
漬物に含まれている乳酸菌で、
細胞壁が非常に暑い。
他の乳酸菌に比べると、
免疫力向上に有効とのこと。
- ラクティス乳酸菌
お腹の中に存在している乳酸菌を
増やしてくれる働きがある。
- ラブレ菌
便秘解消やガン抑制などの働きがある。